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11月2日の「都市農業の日」に都内産農産物を超都心部の学校給食へ提供しました!

農地のない5区14校へ都内産農産物を提供しました!

 JA東京グループでは11月2日の「都市農業の日」に合わせて、都内で農地のない(少ない)区部の小中学校の学校給食向けに、都内産の農産物を提供しています。本年度は千代田、渋谷、文京など5区14校の計約7500食分として、小松菜やハクサイ、サツマイモなど計760キロが使用しました。
 本会が進める、農地のない区部(超都心部)の学校給食での都内産農畜産物の利用を促す活動の一環で、本年度は都の東京産農産物消費拡大事業を活用し、本来価格の3分の2の値段で食材を提供でき、栄養士から好評でした。

 農産物は、JAあきがわ、JAマインズ、JA東京むさしの3JAが提供しました。本会からは、児童らに東京の農業への理解を深めてもらうため、小中学生向けの学習資材「東京の農業知っているかな?」も配布しました。
 本会会では、東京農業への理解醸成や消費拡大を目的に、年間を通じて出前授業を実施しています。文京区立本郷小学校では10月23日には、4年生135人を対象にJA東京むさし青壮年部が出前授業をしました。「東京の農業について学ぼう!」と題し、管内の農家の大澤優彦さん(44)と大堀雄紀さん(42)が農家の1日や都市農業の役割などを説明し、児童からの質問に答えました。

 栄養士からは「農地が身近にない地域に暮らす児童にとって、農家の方々から直接話を聞けたことは、大変貴重な機会だった。特に、野菜ができるまでに膨大な期間や労力が必要なことが印象深かった様子で、これからは苦手な野菜も食べるようにしたいとの感想も多くあった。今日の授業を受けて、都市農業の日の給食を食べることもとても楽しみにしている様子だった」とお話いただきました。


 ※「都市農業の日」は2015年、都市農業振興基本法の成立を都市農業の魅力を伝えるきっかけにしようと、本会が日本記念日協会に申請し、受理されました。同年から、JA東京グループでは「都市農業の日」に農業イベントなどを開き、都市住民に農業に触れる機会を提供しています。

出前授業で発言する児童ら(東京都文京区で)