
●景観の所在地:西多摩郡檜原村南郷
檜原村ではサルやイノシシに作物が荒らされる「獣害」が深刻な問題となっており、その影響で農業者の減少が懸念されています。この窮地から立ち直るため、檜原村は平成12年、神奈川県鎌倉市の農業試験場から10株のルバーブ苗を譲り受け、栽培普及に乗り出しました。ルバーブの葉には動物が嫌うシュウ酸が含まれるため、栽培しても作物が荒らされる心配がなく、獣害対策となります。それと同時に、標高が高く平均気温が低い檜原村は、生育適正があると考えられたのです。
ルバーブは主に茎を食用とし、一般に砂糖を加えジャムにしたり、パイの具にしたりと果物同様に調理されます。また、ルバーブにはカリウムやカルシウムが多量に含まれ、近年では健康食品として注目されています。
ルバーブの苗は4人の農業者へ与えられ、唯一、山崎俊彦さんが栽培に成功しました。山崎さんは200株以上のルバーブを栽培し、檜原村に立派なルバーブ畑を完成させました。今年からJAあきがわの直売所へ出荷を開始し、売れ筋商品の一つとなっています。
現在、山崎さんは希望者へ株分けを行い、ルバーブの普及活動に努めています。始まったばかりのルバーブ栽培ですが、檜原村の将来を託された期待の農産物のひとつです。
連絡先
JAあきがわ住所:あきる野市秋川3-1-1、TEL:042-559-5111





