江戸東京野菜について

白岩ウリ(シラヤウリ)

 檜原村最奥地の藤倉地域全体で夏野菜として栽培されており、収穫量が少ないことから出まわらなくなり、現在では数人の人たちが自家用野菜として栽培している。特に藤倉の白岩(しらや)という地域(標高700m位の山間部にある小さな集落)で栽培されているウリです。
 若いキュウリは棘が大きく、色は半白で縦に白い線が入る。つるに実をつけたまま10日から15日ほど置くと実は黄色くなり、大きいものは長さ30㎝、太さ直径約8㎝位になります。また、雄花は沢山咲きますが、雌花は少ないので収穫量が少なくなります。
 食感は、若いキュウリは皮が硬いのですが、水分が多く、食べるとしゃきしゃきとして美味しい。また、黄色く色づいたウリは、皮をむき果肉の部分を薄くスライスして、冷やしてポン酢等好みの味付けをして食べると、パリパリとしてとても美味しく食べられます。

代表的な取り扱い地区のJA

JAあきがわ http://www.ja-akigawa.or.jp